安心してその場にいれることの話。

 

 
 
ちょっとバタバタな日が続き久しぶりの投稿になってしまいました。
雪が降って寒い、家の中でも息が白いなどありますがおおむね元気です。
 
 
先日、ほんっとに久々にゲストスピーカーとして「人のまえで話す」なるものをさせていただきまして、
そのイベントがめちゃくちゃあったかくって、終わった後に、自然発生的に
いろんな会話の輪ができてて、ああいいいなあと、
主催の皆さんの人柄が出てるなあと感じた次第なのですが、
 

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イベントのテーマは
 
「いろんな人の旅のスタイルを解剖してみよう!」
 
みたいな感じのことで、
ぼくの他には、栄養問題を解決したい!って想いで、
ザンビアフィンランドヘルシンキ大学に留学しちゃって、
夢をいろんな手段で追いかけるの、いいよねえ、みたいな、
 
 
…生き方の変態だ!
みたいな皆々さまのなかでお話させていただくこと
大変恐縮に感じながらの登壇だったわけでございますが…
 
 

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▲ ぼくは「じぶんの興味と接続しながら暮らせれば、それ、日常が旅みたいでいい感じじゃないっすか?」みたいな話をしました
 
 
そのイベントに「春休みにはじめて旅します!」みたいな、
イマドキ女子大生の仲良し2人組が来られていたのですね。
 
彼女たちのまわりに、男臭く変態度高めの空間で現世感がありかつ可愛い女子の需要が高かったこともあってか、
2人を取り囲んで「ここ行ったらいいんじゃない!?」「あそこはオススメできないなあ」「むしろザンビア行っちゃえば?」みたいな会話が繰り広げられてまして、
その光景を見ながら感じたことを書こうというエントリでございます。
 
 
 
 
安心してその場にいれるということ
 

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ぼくの言葉じゃありませーん!

確か、働き方研究家の西村佳哲さんの言葉だったでしょうか…

 

西村佳哲 | リビングワールド

 

 

「人に頼る」ができる人って、なかなかいないなあと思います。

前途の2人も、最初のうちは口からなかなか言葉が出てこない様子で…

 

けれど、その日集った「頼らなきゃ死んでた」みたいなみなさんの自然なふるまいとあたたかさに

炙りだされるように、だんだんと口をひらいてくれるようになっていました。

 

うんうん、そうだよなあ。

「自分はここにいていいんだ」という感覚がないと、なかなか、話し出すことって難しいですよねえ。

ぼくらの世代は「KY」と言われることをすっごーく怖がりながら生きてきた世代なので、尚のことそうなんじゃないかなあという感覚があります。

 

 

「安心して」その場にいられることが、

なんていうんだろう、そのコミュニティに対して貢献できる最低限の条件のような気がするのですね。

緊張しながらだと、話せないし、次また行こうってあんまり思えないものなあ。

 

「じぶんが安心できる場所はどんな場所だろう?」という質問を、

じぶんに対してできるようになった、というのが、ぼくのこの夏の大きな出来事だったのですが、

「安心を獲得するためにできること」をする、というのは、「生きていくために」必要なふるまいで、次のステップなのかもしれないですね。

 
 
そして安心できる場所をたくさん見つける / つくるができた先にある言葉が、これなんじゃないでしょうか。
 

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これもぼくのじゃなく、脳性麻痺で車椅子にのりながらお医者さんをされている熊谷晋一郎さんの言葉ですね。

 

www.univcoop.or.jp

 

 

 

安心して、だれかにお願いできるようになること。

ほんで、もらったありがとうを、またじぶんのありがとうで返せるようになること。

 

これが「自立」で、ぼくはこれを「生きていく」にしたいなあと思う次第です。

 

こんかいは以上となります。

 

あ、人前で話すって、めちゃくちゃ良い訓練になります。

ぼくでお役に立てるシーンがあれば、ぜひ呼んでくだされば嬉しいです!


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