就職活動の備忘録と、安心のフレームワークの話。

 

 

すっかり冬になりまして、夏頃まで頻繁にあったやり取り、

「就活、どう?」というのもめっきりなくなった昨今ですが、

大学でありました、「先輩に就職活動の話を聞く!」みたいな時間に

登壇させていただきました。

 

 

f:id:taaaaaaaaa:20171204181231j:plain

▲金髪になりました

 

登壇者全体に質問を投げかけられ、一人ひとり質問に答えていくというスタイルだったのですが、

聞かれたことはざっくりこんな感じでした。

 

− どんな業種/事業内容ですか?

− なんでその企業に決めたのですか?

− 内定貰った数、時期

− ウチの大学の競争優位性

− 業界研究・企業研究の方法

リクナビマイナビはじめ、就活情報のとりかた

− 就活中にこころがけたこと、マインド

− 後輩へのメッセージ

 

後輩へのメッセージは

「ご飯をたくさん食べて、お風呂につかって、ゆっくり寝るようにしてください、

神社にお参りしてから選考に行くと落ち着いて望めてオススメです」

というポンコツ回答でした… 

でも「苦しくなる」を回避するは大切な気がします。笑顔でやってやりましょう。

 

ああ、これからもしかしたら就活の話、ほとんどしなくなるのかもしれないなあと感じ、就職活動という数ヶ月を

書き留めておこうということでのエントリでございます。ご笑覧ください。

 

 

就職活動するにあたって

 

 

ぼくの就活中の軸は、

「生活や文化のなかから立ち上がるサービス・商品をスケールアウトして売ることができる会社」

「安心して働ける場所にいること」

でした。就活生風の言葉にすると「事業内容」と「企業文化」ですね。後者についてはもう少し詳しくお話します。

 

まず、めちゃくちゃ不安でした。

「ぼくを欲しいと思ってくれる企業なんてあるのだろうか…?」と。

 

 

まわりの友人は、わりとフリーランス的な働き方をしている子が多く、

なんていうんだろう、「就職するのなんてダサい」みたいなマインドがありました。

 

加えて、学生をしながらぼちぼとお金をもらいながらフリーランス的なことをさせていただく機会にも恵まれており、

「あんた、就職するの?」みたいな空気もビシバシ感じていました。

 

でも、自分のスキルの低さなどは痛感しており、

「このまま独立しても食うことに必死になるだけだな…」と、就職活動をはじめることとなるのですが、ぼくにとって

就職をしよう、というのが、まず大きな意思決定でした。

 

 

安心のフレームワーク

 

 

いろんなことを考えながらの就職活動だったのですが、

終わった後、「ぼくが考えていたのはこれだったのか!」というフレームワークが残りました。それが、先ほど少しお話した

「自分にとって安心できる場所はどういう場所か?」ということでした。

図にすると、こんな感じなんですけれど、

 

 

f:id:taaaaaaaaa:20171204184015p:plain

 

3つのレイヤーに分かれています。そして、ぼくがそれぞれに求めているのはこんな感じになります。

 

 

f:id:taaaaaaaaa:20171204184133p:plain

 

 

「どういう場所に安心するか」って、みんなそれぞれ違うんですよ。

 

公務員的な安定性があるということに安心する人もいれば、

成長スピードに長けている環境に安心する人もいる、

そもそも、就職が安心の選択肢からはずれている人も、きっといます。

 

いろいろ考えてたわけですが、ぼくが就職活動中に考えていたことは

わりとこのフレームに収斂するなあと感じていて、

また、「安心」は「生産性が高くいられる条件」なんかにも言い換えられるんじゃないかと考えてます。

 

僭越ではありますが、

就活、これを軸に考えるのわりと良いんじゃないか…?

と感じている次第です。

 

それぞれを判断するためになにを見ていていたか

 

③に関しては、事業内容やミッションで判断できますね。ここはじぶんが共感できるかの話になるかと思います。

②に関しては、空気感から判断するしかないところがありますが…

ほんで、難儀なのが①でした。

 

「安心して落ち込める」っていうのは、なんていうんだろうな、

「幅広い学びを許容してくれる」みたいに言い換えられると思っています。

多様性かもしれないですね。

 

目標と価値観が固定されて、求められるスキルが事業に直結するものだけだなあというか、

いろんなことを学ぶことを良しとしないような空気感って、ありますよね…

「そんなこと考えてる暇があったら!」みたいに言われそうだなあというか…

 

いろんなチャレンジをして、もしかすると失敗して、そのときに落ち込むことを、肯定的に捉えてくれるかどうか。また、その学びを組織の学びに還元してくれると感じられるか。

そんな感覚でしょうか。そのことを見極めるために

 

「最近、意識的に学んでいることはなんですか?」

 

という質問はよくしていました。あと

「なにに悩みますか?」とか。

 

あ、そうですそうです、

ぼく、チームの単位では「イジってもらえるか」がめちゃくちゃ大切やと思ってるというのも大きな気づきでした。

 

 

就職活動を通じていろんな方に出会いましたし、

今後もお付き合いできたらなあという方ばかりですし、なにより、

大事な友人や、尊敬するみなさんと、次は、事業を通じてご一緒したいなあの気持ちが、めちゃくちゃ膨らんでいます!!

 

そして、友人たちは、

自分の動機と重なるところで尊敬できる働き方をしていたり、

ベンチャーつくって8000万資金調達したよー、とか

フリーランス的な働き方で大活躍していたりなど…

 

焦りのような気持ちもあります。

 

こちらにも書いたのですが、

 

taaaaaaaaa.hatenablog.com

 

きちんと、自分の言葉で話しながら、出会う人を大切にしながら、

突き抜けられたらなあと思っています。

 

がんばります!!

 

f:id:taaaaaaaaa:20171205001842j:plain