仲間の話と、これからこんなふうに働けたらなあ!という話【内定式後編】
こちらはこのエントリの続きになります、
就職したら、新しい仲間ができました
内定式が終わった後、社長から
「自分たちの言葉じゃないよねー」と言われたというお話でした。
「 一致感のない言葉で話している」
このことが起きてしまうときって、どういうときでしょうか。
単純に、言語を持ちえていないときは、そうなってしまうと思いますね。
あと、空気などで「自分の言葉を殺す」も、そうなるのではないかと感じます。
内定式が終わり、懇談会が終わった後の帰り道、一人で考えていました。
そして、気づいたことがありました。
ぼく、社会人になるにあたってしなければいけないこと、
「空気を読む」ことだとか、
「全体と協調する」ということだとか、そういうたぐいのことだと勘違いをしていました。
もう、なんていうかそれはあたり前で、そのうえで、
「自分にしか出せない価値を出す」
それを、しなければいけないんですね。
突き抜けなきゃいけないのですね。
そしてぼくが4月から所属するコミュニティは、ほんとうに、貴賎なく、
そのことが許されるし、求められるのだなあと感じました
(きっと、これ、「どこのコミュニティだから」だからとかではなく、生きていくために、背負うべき責任みたいなものかもしれませんね。じゃないとAIで代用可ですもんね)。
同期はぼくを含め9人なのですが、みんな、めーちゃくちゃええ奴なのです!
まだ三回しか会ったことはないのですが、なんか、もう…
ほんで、この仲間の獲得の仕方、ぼくの人生ではじめてのものだなあも、気づきでした。
いままで、心から仲が良いなあと感じる面々は、主に「動機」と「問題意識」でつながる仲間たちだったのですね。
三陸での仲間なんて、まさにそうだよなあ。
おなじ原点となる光景を持ち、同じ問題意識を持ち、
その中で、関係性をつくっていく。
もちろんそれでも全員と仲良くなるわけではなかったですが、
このつながり方は、とても心地良いし、なんていうんだろう、
「こんな意思が無数にあることは希望だなあ」だなんて感じる、ときもあります。
けれど同質性はめちゃくちゃ高い空間だったかもしれないですね。
一方で、同期の仲間とは、そうではなく、真ん中においているものが
「目的」だったり、「目指す場所」だったり、まだわかりませんが、
まあもしかしたら「売り上げ」だったりするかもしれないわけですね。
「三陸」という言葉をつかい話し始めると、ぽかんとしている、
けれどきちんと「いい仲間」であるという感覚をつかめている、
このことが、ぼくは、もしかしたらはじめてなのかもしれません。
ほんで、どんな働きかたをしたいのか
「自分が大切にしているものを、一緒に大切にしてほしい」
と、求めることって、とても怖いです。
否定されたら、自分の大切なもの、否定されていることになりますもんね。
同質性の高い空間では実現しやすいことですが、
そうではない場所では、空気を読んでしまいがちです。
けれど、空気を読む言葉ばかり使っていると、
そこにあるベターばかりとろうとしていると、
「自分だからこそつくれる価値」は、なかなか、出せないですね。
「いい仲間がいる」ということは「安心できる」ということだと思うのですが
(安心できるはなかなか大きな価値だと思う)、
だからこそ、みんなを信頼するからこそ
「自分が大切にしていることを、きちんと話す」そして
「大切なものがあるからこそ、出せる価値をつくる」
このことを繰り返しながら、突き抜けたいなあと、そんなことを感じたのでした。
もう「みんなにとってベターなところ」を取りにいくのは、しないぞ!
そして、集う全員が、
「自分だからこそ、つくれる」を持ち寄り、それを集合させることによって生まれるものを提示したい、
それが許されるチームでいることの役割を担いたい、そんなことを思わせてくれた、
同期の存在と、内定式での時間でした。
けれど、気を抜きすぎてはいけませんね、
安心しすぎて、二次会のカラオケでゼロ距離で竹原ピストルさんを歌い続ける、それも
「よおそこの若えの!」を、「よおそこのSちゃん!」って歌い続ける、
もしかして、あの歪んだ顔は、距離はもちろん、息が臭かった…?
LINEグループに醜態がバッチリ共有されてて、朝、ゾッとしたよね!
竹原ピストル /よー、そこの若いの (Short Ver.)
別れ際に夜の三宮駅で「愛してる!愛してる!気をつけて!!」と叫び続けるぼくを優しさと生暖かい目で見送ってくれたBくん、Oちゃん、前途のSちゃんには、
次の日、後悔と謝罪の念が浮かんできたことを、
そして懇親会会場に携帯ともろもろをバッチリ忘れて帰り、深夜の三ノ宮駅に持ってきてくださった人事Aさんにも、
ああそうかあ、長丁場の1日飲んだレッドブル、ああいう翼の生え方しちゃったかあ、
翌日、ぼんやりとした頭で思っていたことと、謝罪の念、伝えさせてください…
すげえな、粗相の数すげえなあ…(白目)
「空気を読む」や、「全体の最適を考える」を、しっかりしたうえで、
突き抜けたいなあと、思います。
同期のみんな、社内の皆さまはじめ、
普段から仲良くして下さる皆さん、応援してくださっているみなさん、
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
〈16分〉